11月 05

ナビスコ杯のマナー問題

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川崎、ナビスコ杯決勝後のマナー問題で謝罪
http://www.sanspo.com/soccer/news/091104/sca0911042216012-n1.htm
そのまんまな謝罪だったと思うし、それでいいんじゃないですかね。

野次馬的にネットで動画を探して見たんだけど、
個人の範囲ではスルーできたりする話で、俺としてはそこまで酷いようにも思えなかった。

ただ、踏み込んでる慣習が複数あるのも話をややこしくしていて、
さらにその慣習具合をアップさせるのが、
おもいっきりバックにスポンサーがついてるナビスコ杯での出来事だったという事。
こういうのが視野入ってるのと、入ってないのとでは違うかもしれないよね。
だから、選手は空気を読めになるのかもしれません。

1「首にかけて頂いた準優勝メダルを外す行為」
2「握手を拒む行為」
3「壁に寄り掛かる、しゃがみ込む行為」
4「ガムを噛みながらの表彰式参加」

例えば、1つだけだったら、さほど問題にはならなかったんじゃないかなと。
注意されるor言い訳する方も、魅せ方や、言いようで違ったりしそうです。
そこが慣習の気持ち悪さというか、不安定さかな。
1=メダルを頂けるほどの力はなかったと言う意味ですぐ外した。これだとチームの力のなさと、大会やメダルの大きさを比較して自虐してるだけに、敬意を感じられるかも。
2=汗ばんだ手で汚したくなかった。敗者の小汚い薄汚れた手で握手すると、不幸が伝染するんじゃないかと気を使いすぎたと、
ちょっと精神病的に言っとけば、誰も注意したくなかったり、声をかけたくなかったりと、相手と距離がとれそーだ(笑)
3=必死にプレイして疲れてたとか、負けて精神的にショックだった事にしておけば、なんとかなりそう。
負けて平然としてられる人は、悔しくもないの?という見方もできるもんね。
4=これは、難しいかな。スポンサーの会社が主力製品がガムだったら、まだ言い逃れもできたかもしらんが。

上に挙げたような言い訳は、見る側も、もしかしたらそっちかも?というのは想定としてあるんじゃないの。
あるとしても、複数同時にやられると不愉快な材料が多い分は、
総合的に判断されて、見苦しいとか、空気読めないのか?バカって事になるんじゃないかな(笑)

個人的に気になるのは、1つ1つはどれが慣習に背きまくってるんだ?って事ですよ。
中には普段はスルーできてるものや、半ば廃れ気味なものもあるのでは?と思うんですよ。
掲示板やブログで、下手な発言をして、コメント欄が炎上してしまうってのがあるけども、
あれは、社会を見るのにけっこう参考になると思うんですよ。
あーいう振る舞いをしちゃうと、怒っちゃう人達がいるから、自分は控えようとかさ。
そうしなくても、あーいう人達がいるんですねっていう参考情報にはなる。
この件で言うと、何が参考になるの?って思うのです(笑)
大観衆の前では、下手な事はしない方がいいみたいな、極当たり前で漠然的な事しか分からないんだよなぁ。
つうわけで、外野は見る価値があまりなくて、言及するほどでもない話題だと思った。

最後にフランク・シナトラとマフィアのお話。
ここは印象深いです。生死の感じやすいところにいる人は、作法や慣習が強烈だったりするかもねと思います。
軍隊とかもそうかもしらんね。

空の皿に、銀の勺で料理が盛られる。決まって最後がシナトラである。
マフィアの伝統的なしきたりなのだ。
ゲートインした競走馬がレースのスタート合図を待たされている時のように、
ボスが食べ始めるのを皆が待つ。
ボスが一口目を口に入れると同時に全員が同じように食事を始める。
何分間かは食べる音だけが聞こえ、誰も話をしない。
美味だったことを表す儀式として、お皿に残ったソースをパンですくって食べる。
これもボスが始めると同時に全員がまねをする。
自家製の大きなパンを左手で胸の前に持ち、
右手でズボンの右ポケットから自分のジャックナイフを出し、
一切れを胸の方向に切りおとす。
次に左側の人にパンをまわす。その人もナイフをポケットから出してパンを切る。
パンがシナトラにまわってきた。シナトラは赤面して、パンをどうしてよいかわからずにいた。
彼は普段ナイフなど持ち歩いていなかったのだ。全員が信じられないという様子でシナトラを見た。
“名誉ある男”がジャックナイフひとつ持っていないなんて、
ロビンフッドが弓を持っていないか、三銃士が槍を持っていないかという事態だ。
目をつむれないことである。「うんざりする奴だ」と年配の男が若者に冷たく教える。

ドン・ジェンコは給仕に「ドン・フランチェスコにナイフを」と命令する。
“ドン”(尊敬の意)をつけてナイフも持たない男を皮肉った。
これは最高の冷やかしである。嵐のような笑いを誘った。
食事は子羊のロースト、アーティチョーク、チーズ、
シチリア名物のカンノーリ(リコッタチーズの入った菓子)、カッサータ(アイスケーキ)などのデザートと続いた。
ドン・ジェンコのブドウ畑で作る15度から16度のアルコール度の強いワインと一緒に食された。
会話は、最近の殺人罪のことや、政治家の“友人”の手助けで行った違法な入札についてだった。
ボスは上機嫌のように見えた。
フランク・シナトラは屈辱を受け、仲間はずれにされていた。
ボスは彼に一言も声をかけず、食事が終るまで完全に無視した。
最後にテーブルから立ち上がったボスは、
突然厳しい口調でシナトラに、「それで?」と訊ねた。
ジョン・ケネディ大統領の個人的な友人で、ハリウッドスターのシナトラ。
何百万人ものファンをかかえ、世界中の美しい女性が彼の足下にひざまずき、
アメリカのコーザノストラの大ボスから大使として送られてきた男、
高圧的で喧嘩好きの男が、一言も答えられなかった。
ボスの質問は一言だったが、多くの意味合いが含まれていた。
「それで、誰がボスだかわかったか?それで、本当の“名誉ある”男がどんなものかわかったか?
それで、自分たちがビジネスの仲介にきた男をどのように扱うかがわかったか?
それで、ここではアメリカの監視は必要ないことがわかったか?
もし来たかったら来てもかまわないが、指揮をとるのは俺たちだ。それについて異存はないな?」
実に明白だ。シナトラは同意しうなだれる以外にはなかった。

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11月 01

よく言ってたカレー屋さんで、なんかの話をしていた時に、
そこの店主のおっさんが、「話を理解できない」という話を振ってきた。

頭ぽりぽり掻いて笑顔で照れくさそうに
おっさんはカレーしか作れないから。って言ってた。
この言葉が忘れられない。
肌着のTシャツを着て、一見みっともないおっさんなんだが
作るカレーは絶品で、この店には何度も通ったし、
出かける用事そのものが、このお店のカレーを食べる事であるというのが多々あった。

おっさんはなんで自虐的で卑屈な感じだったんだろう。
カレーしか作れなくても、十分うまいカレーなのに。
もちろん、その時にも、
おいしいカレーを作ってるだけですごいですとかなんか言ったと思う。

自分の出すカレーに自信がないんだろうか?
おっさんは違う人生を歩みたかったんだろうか?
ただ謙遜してるだけなのかもしれない?
しかし、いい年したおっさんがあんな風に自虐できるのか?
この人はきっと余裕もあるんだろう?
いや、人生にまっとうしてしまって、極まってきたんじゃないか?

その後も何度もおっさんのカレーを食べにいった。
この言葉をいつも思い出しながら、おっさんの背中を時折見ながら食べた。

そして、カレーは、いつもおいしかった。
それでいいと思う。
おっさんはおいしいカレーを作るのが役目であってもいいじゃないか?
そう思ってくれた方が楽じゃないか?
自虐しないでほしかったんだが。
おっさんもそれでいいと思って欲しいのに。
この店では美味しかったですまたきますと言って店を出る事にしていた。

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